思えば2008年5月(15年も前)
友人たちと一緒に紀伊半島一周の旅をしました
立ち寄った熊野速玉大社の境内で、
ご神木とされる梛木(なぎ)の木の種を頂きました

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熊野速玉大社のHPよりお借りしました
ご神木とされる梛木の木です

大切に持ち帰って、家の庭に植えました(主人が)
二か月経って、芽が出ました
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2008年8月9日のブログより


2017年2月の大雪の日。
倒れた松の木に押し倒されるように、
大きくなっていた梛木の木の上部が
ポキンと折れてしまいました

種をもらってから、色々あった我が家の梛木の木
あれから。。15年
こんなに大きくなりました
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幹も太くなって、堂々としています

熊野速玉大社のご神木の子孫と思われる
我が家の梛木の木です
しめ縄で幹の周りをお清めしなくては。。(笑)
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梛木の葉っぱはお守りとしても知られてます
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画像はネットよりお借りしました
縁起物で、
葉脈が縦に走り、引っ張っても切れにくいことから、
男女の良縁だけでなく、親子、夫婦、仕事の縁など、
すべての運が開けると言われているのです。


小さな蕾が出来ていました
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メモ
ナギは熊野権現の御神木で、その葉は、笠などにかざすことで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じられていました。
 ナギはマキ科に属する針葉樹でありながら、広葉樹のような幅の広い葉をもつちょっと変わった樹木です。
 その葉がまた変わっていて、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。その一風変わった構造のため、ナギの葉は、縦には簡単に裂くことができますが、横には枯れ葉であってもなかなかちぎることができません。葉の丈夫さからナギにはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗があったそうです。
 また、ナギは、他の植物の生育を抑制する働きをもつナギラクトンという化学物質を分泌するそうです。
 葉の丈夫さや他の植物の生育を抑制する力をもつことからナギの葉は魔除けのお守りにされるようになったのかもしれません