先日の朝、主人がおもむろに言い出しました。

「R子ちゃんが、「のんきさんに「お世話になったね。ありがとう」って言った?」って聞いたんだそうです

Rこちゃんは、私の大親友。先日私の体を心配して、訪ねて来てくれました
私の知らないところで、主人に、上記のような忠告をしたそうです

おじいちゃんのお世話をしてくれたのんきちゃんに、言わなきゃ!
「ありがたい」って思っているだけでは、思いは伝わらないよ。
口に出して「「ありがとう。お世話になったね」って言わないと!」と付け加えて帰って行ったんだそうです


実は、私自身も、葬儀の後、何かしら胸につかえたものがありました

通夜の席で、葬儀の席で、近所の方や親戚の人たちからは「のんきさん。長い間、お疲れさん!御苦労さんやったなぁ~」と言って下さる方も多くみえましたが、肝心の主人や弟妹からは、何の言葉かけもありませんでした。

嫁として、行きとどかないこともたくさんあり、また、同居して四六時中お世話する方も多い中、同居でもない私のやってきた事は、小さなことで、皆さんに褒めていただくことでもないと思うのですが、「労をねぎらってもらう」って気持ちをどこかで待っている自分がいました

「ありがとう。長い間おじいちゃんがお世話になったね」の一言で、どんなにうれしいか。
そして、「これからも、おばあちゃんの事。頼むな」の言葉が、ストレートに心に響くのに。。

主人から、義弟妹からは、私の体を案じて、いろいろと配慮してはくれましたが、「ありがとう」言葉かけはありませんでした

友人の言葉に促されながらも、主人から朝食後のひと時、蚊の鳴くような声で「ありがとう」と言われました。

R子ちゃんのお陰です。今回、主人が言ってくれた「ありがとう」の言葉と同時に友人の心遣いを、心底うれしく思ったのんきでした。
R子ちゃん。ありがとうね。