我が家の主人は、私がどんなに、気分が悪くても、私の代わりに台所に立つことはしません
食べた後の食器すら、流しに運ぶこともしません
私の気分のすぐれない時、娘がいれば、娘が何かしら動いてくれるのですが。。。
娘が嫁ぎ、私が先に逝くような事があれば、この亭主。いったいどうするのかと、最近は、そんなことを案じる日々です
65歳になった亭主。今更、改造もできず、台所仕事を教えること、覚える気のない人に教えることの難儀さを思うと、私のほうが、疲れこんでしまいます

これなら、旦那でもできると、買ってきた品。

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「伊勢うどん」です
伊勢うどんとは何ぞや。。
これは、後に書きこむことにして。。

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一緒に同封されている「タレ」を、ゆでたうどんの上に掛けるだけ。
調理方法としては、3歳児でもできそうな一品

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5歳児になれば、ネギと鰹節のトッピングもできるかも。
伊勢うどんの出来上がりです。

でも。。亭主はしません。。。
私がいる間はいいけどね。。私が先に逝っちゃうと。。。
もう後は知らん!

所で、伊勢うどんですが

讃岐うどんの様な「腰」はありません。
全くありません。
うどん自体も、太くてゆで過ぎの様な感じで
柔らかですが、この柔らかさが。。
ふわぁ~~ってしています
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ちょっと太めの麺に、
鰹と昆布のお出汁が甘辛く味付けされた「たまり醤油」をベースにした
タレを掛け、ネギをトッピング。
シンプルなおうどんです。

見た感じ、くどそうに思えますが、全く、全く
そのようなことはなく、アツアツのうどんに絡め
ふんわりした食感の伊勢うどん

機会があれば皆さんも一度お召し上がりください

作る気さへあれば3歳児でもできます
作る気がない人は65歳になってもできない
奥の深い「伊勢うどん」のお話でした

亭主の名誉のために書き添えますが
全く台所仕事をしない訳ではありません
自分の釣ってきた魚は「煮物用」「焼き魚用」「天ぷら用」と切り分け
(切り分けた後の調理は私の仕事です)
お刺身は自分で作ります
自分で蒟蒻イモを育て、自家製こんにゃくを作ることも上手です
自分のしたい事は、全力でぶつかって台所に立つ人です。

以上。亭主改造論を、もはや、諦めの境地に立った妻の独り言でした