今年の夏・・お世話になった方から一通の転居通知が届いた
86歳になられる方で、お店のお客様でもある。
病気療養のため、山口県に住む息子さんのところに、御夫婦で転居されたと言う
突然の事でびっくりし、年を重ねてから、知らない町での生活は大変だと思うし、病気療養もあれば、尚更でしょう・・とお手紙を書いた
急だったため、家財などすべてを、こちらに残し、着替えだけを持っての転居だったと、お返事を頂き、それ以後、病気の事や、山口県の自宅近所の事など、たびたびお手紙を頂いた
86歳にして、コンピューターを使い、自分史を作られたり、写真を加工したりと、実に前向きの方だった
12月に入って、喪中はがきが届いた
その方が亡くなられた通知だった。
些少だが、御仏前に何か買ってお供え下さいと、現金書留を、奥様に送ったが、それっきり。。。
届いたとも、何とも連絡がない・・
決して、そのような方ではないので、病気なのかと案じ、先日、電話をしてみた
奥様が電話口に出られて、少し話すも、何か様子が変
息子さんに代わって頂き、お話をさせて頂いた
御主人の死を受け入れられないでおられると言う。
電話口でも、「主人は元気ですよ。主人はおりますが・・・」と繰り返されていた
奥様83歳
奥様のお辛い心情を察すれば、お掛けする言葉が見つからない
遠く離れた町で、息子さんのご家族がおられるとは言え、どんなにお辛い事か。。
察してあまりある
住み慣れた町で、御近所の方と、朝な夕なにお話しが出来て、使いなれた家具、思い出多い家財に囲まれていたなら、また、元気の素を探すこともできたのではないだろうか
息子さんのご家族がこちらに転居される選択肢はなかったのだろうか・・
よそのお宅の事をとやかく言う立場ではないが、83歳と86歳。
年を重ねられてからの転居が、お二人にとって、どれほどの気苦労だったかを思う時、人生の最終章のあり方を、考えさせられる事だった 合掌

86歳になられる方で、お店のお客様でもある。
病気療養のため、山口県に住む息子さんのところに、御夫婦で転居されたと言う
突然の事でびっくりし、年を重ねてから、知らない町での生活は大変だと思うし、病気療養もあれば、尚更でしょう・・とお手紙を書いた
急だったため、家財などすべてを、こちらに残し、着替えだけを持っての転居だったと、お返事を頂き、それ以後、病気の事や、山口県の自宅近所の事など、たびたびお手紙を頂いた
86歳にして、コンピューターを使い、自分史を作られたり、写真を加工したりと、実に前向きの方だった
12月に入って、喪中はがきが届いた
その方が亡くなられた通知だった。
些少だが、御仏前に何か買ってお供え下さいと、現金書留を、奥様に送ったが、それっきり。。。
届いたとも、何とも連絡がない・・
決して、そのような方ではないので、病気なのかと案じ、先日、電話をしてみた
奥様が電話口に出られて、少し話すも、何か様子が変
息子さんに代わって頂き、お話をさせて頂いた
御主人の死を受け入れられないでおられると言う。
電話口でも、「主人は元気ですよ。主人はおりますが・・・」と繰り返されていた
奥様83歳
奥様のお辛い心情を察すれば、お掛けする言葉が見つからない
遠く離れた町で、息子さんのご家族がおられるとは言え、どんなにお辛い事か。。
察してあまりある
住み慣れた町で、御近所の方と、朝な夕なにお話しが出来て、使いなれた家具、思い出多い家財に囲まれていたなら、また、元気の素を探すこともできたのではないだろうか
息子さんのご家族がこちらに転居される選択肢はなかったのだろうか・・
よそのお宅の事をとやかく言う立場ではないが、83歳と86歳。
年を重ねられてからの転居が、お二人にとって、どれほどの気苦労だったかを思う時、人生の最終章のあり方を、考えさせられる事だった 合掌

でも息子さんご家族も生活あっての事です。
一番心痛められているのはその皆様でしょうね。
同じ形を続けるのって何事でも難しい。
こうあるべき・・も薄れてきた時代に古いものを知っている私達って辛いですね。