友人とぶらぶら。。
お昼を過ぎてしまって。。。お腹ぺこぺこ状態
道沿いの「うどん屋」さんに入りました。
水鶏庵と書いて「くいなあん」と読むんだそうです
何気なく入ったお店ですが、ここが由緒正しきお屋敷だそうで・・文化財指定をうけたお庭などを眺めながらの食事(うどん)になりました。
何も分からず入ったお店です(お値段が心配(笑))メニューを見て安心(笑)
「何がお薦めですか」との問いに、「重箱うどんはここ津島市の伝統的な料理です」との答え。
それじゃあ・・と言うことで水鶏庵重箱定食をいただきました。
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初めに出されたのが田楽
豆腐の田楽かと思いきや・・・生麩の田楽でした。生麩が揚げられ田楽味噌が塗られています。お味噌が甘辛く、生麩のモッチリとした食感と風味。香ばしい香りが絶妙でした。
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これが重箱うどん

15cm四方(位)で高さが17.8cm位でしょうか。深みのある重箱と言えばいえそうな器・・
上には、だし巻き・湯葉・えび・地鶏・椎茸・ほうれんそう・かまぼこ・絹さや・・などの具がまぁ!沢山!
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豪華な具の下に、おうどん(うどん。そば。きしめん。から選びます)
上の具それぞれに、薄くてもしっかりとした味が付けられていて、またお出汁がとても美味しくうどん好きの私はラッキーな気分!
私は「きしめん」を選びました。
思った以上にたっぷりの麺が入っていて、今更ながらに重箱の深さ(高さ)を思ったことでした。
ただ、丼を持ってお汁を飲みたい私、上品にレンゲで飲む以外に方法がないのが豪快のみをモットー(下品な飲み方)とする私にはいささか窮屈でしたが・・笑
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〆は蕎麦アイス。香ばしく・・う~~ん!美味しい!
食後「素敵なお庭を拝見できますか」との問いに、快諾いただいて、手入れの行き届いたお庭をカメラに納めさせていただきました。


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明治元年(1868年)に建てられた木造平屋、銅板ぶきの茶席水鶏庵は、庭の眺望を意識した開放的な造り。3つのお茶席が点在する庭園は手入れが行き届いていて、苔むした石が長い時間を物語っているようでした。
松尾芭蕉が佐屋に立ち寄った際に「水鶏鳴くと人のいへはや佐屋泊」という句を残したのだそうです ... 芭蕉が立ち寄った茶室が写真の一番上
水鶏庵(くいいなあん)・・こんな由緒のある名前だったんですね!
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買い物の途中で偶然に見つけた初めて尋ねる津島の町。その町に根付いている旧家の庭。美味しいおうどん・・
偶然に出会った楽しい思い出深い時間となりました。

隣接する重厚な感じの蔵は、「機石莊」と言う名の紅茶の専門店になっています。1歩中に入ると、フランス製”ル・パレデテ”の赤い紅茶缶がズラリと並びます。(写真撮影は許していただけませんでした)紅茶の量り売りをされ、店内でケーキやクッキーと一緒に頂く事もできます。また紅茶の美味しい入れ方なども教わることが出来るようですが、私たち2人は」また次回と言うことにしました。
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