伊勢長島に住む友人が、地元で毎年ある「味噌作り教室」に誘ってくれました。
昨年、彼女の手作りのお味噌を頂いて、本当に美味しく嬉しかったので、「行く!行く!」即答でした。
彼女の所で収穫したお米と、お豆を使って作ります。
食材の安心感と共に、塩分も極力控える事ができますし、防腐剤などの添加物もなし・・
食の安全が叫ばれる昨今。こんな嬉しい誘いはありません

会場となったのは「長島輪中の郷」の中の調理室。
まぁ~~~設備の整っている事に驚きました。

米麹を作る作業
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お米を蒸します。

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蒸し上がったお米を、38度くらいまで冷まします。
すごい量でしょ60キロのお米です

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上記お米に麹菌を混ぜて38度に設定された発酵器で24時間寝かせます
私たちの作業した米麹は翌日の味噌作り教室の方がたが使われます。


大豆の作業
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大豆は「ふくゆたか」と言う種類に限定されているんだそうです(持ち込みされる大豆の種類が違っては上手く行かないですものね)小粒の大豆でした。

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一晩水に浸けた大豆を、圧力釜で1時間30分蒸します
私たちの洗った大豆は翌日の教室の方が使用され、
私たちは前日に用意していただいた大豆を使いました。

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蒸し上がった大豆を、大きな扇風機で冷ましている所です


米麹と塩の用意
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米麹4キロ弱。お塩1.2?(最後に振りかけるお塩は別)

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大豆.麹.塩をかくはん器に入れ混ぜます

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お肉屋さんでミンチを作ってもらう時に使う機械に通して、
モンブランの様になって出て来たものを、
大きなお団子にまるめます
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仕込み用の入れ物は、アルコールで綺麗に拭いて殺菌し、お団子になった固まりを入れ込みますが、極力、空気を抜くため、叩き付ける様にして、ならして行きます
一番上には、「カビ」の発生を抑える為、厚手のキッチンペーパーに、ホワイトリカーを、びたびたに浸して覆います。さらにラップを全体を覆う様に掛けて、空気を追い出して完了!
だし昆布を、何本か差し込みます。一段と美味しく作るためです。
今は、大豆の色ですが、冷暗所に保存し、今年の11月頃には美味しいお味噌に仕上がっているハズです。
大変な作業の連続でしたが、とても興味深く、初めての体験を楽しみました。こんな立派な設備が整う調理室。羨ましい限りです。

この調理室では、手作りお豆腐教室や、手作りトマトケチャップ教室なども、毎年開かれていて、大盛況なんだそうです
「その教室にも参加したい!」町民でもない私ですのに、もう行く気になっております(笑)