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蛙遊庵で美味しいおうどんを食べて私がもっとも行ってみたいと思っていた「ちひろ美術館」に向かいました。

安曇野には何度も行っていますが、『ちひろ美術館』に行く機会がなかったので今回こそ!の思いが叶いました。
トップの写真は、美術館裏のラベンダー畑です。北アルプスの山を従えて、ラベンダーが満開でした。(ブログのお友達のマユさんから、ラベンダーじゃなく葉っぱの形からブルーサルビアではないか・・と教えていただきました)

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 美術館入り口です(もう少しマシな写真が撮れないかと自問自答)
いわさきちひろは、両親が松川村で暮らしていたことから、たびたび安曇野を訪れ数々のスケッチを残しました。これが縁でこの地に美術館が出来たそうです。
数々の作品の展示を見て、優しい眼差しのぬくもりが感じられ、淡い色彩にもかかわらず、力強さを感じられる作品に思わず見入ってしまいました。
堅苦しさのある美術館ではなく、憩える美術館・・そんな感じがしました。
満たされた時間を過ごしました。
そうそう・・・「ちひろ」は戸籍の上では「知弘」なんだそうです。漢字で書くと男性っぽいですね。
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美術館の周辺は広い「安曇野ちひろ公園」として整備されており水遊びなども出来ます。北アルプスの雄大な自然を、季節の移ろいを感じながら、こんな所でのんびり出来るといいですね。

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この美術館を訪ねる前に立ち寄ったのが「とんぼ玉美術館」ガラス製の丸玉で、トンボの眼に似ていることからそう呼ぶらしい・・
静かで落ち着いた館内には、古くは3500年前のエジプト第18王朝トゥトメス3世時代の玉から、世界各国の玉、そして日本の江戸トンボ玉とアイヌ玉など、5000から6000点を常設展示しています。館内で撮影が出来ませんでしたが、地域や時代によってさまざまな特徴があり、色とりどりの美しいとんぼ玉は見応えがありました。またこの日特別展示されていたのは、皇室の慶事などに使われるボンボニェールの数々。可愛い器。見ていて飽きませんでした。
敷地内は、ハロー安曇野と呼ばれ整備され、小さな子供も遊べるような色々なスポットになっていたり、釣り堀などもあり、子供を連れた人たちでにぎわっていましたよ。
心休まる安曇野・・・そんな一日でした。

後日談
今回の旅でいろいろと地元の方ならではの情報を提供いただいたコルテさんから、思いがけないプレゼントが送られて来ました。
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ニジマスの甘露煮です。大きなニジマスがデェ~~ン。
お箸で簡単に裂けて、ほどよい甘み。頭からがぶり!ご飯が進みます。
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庭の紅葉の葉っぱをあしらって・・・高級料亭の一品完成!
本当に美味しく頂きました。
コルテさん。ありがとうございました。
ごちそうさまぁ~~