
私の住む四日市は、東海道と伊勢参宮道の宿場町で,明治以降は伊勢湾内における最大の商業港として港が発展し,商業が栄え活気のある町だったようです。
今年は市政111年と言う事もあって、より一層賑やかなお祭りとなりました。
日曜日の夕方、陽射しも弱まったころ、郷土の文化財の引き回しが始まります。
なかでもユニークなのが「大入道」
首が2.7mも伸び,全体の高さ8メートルにもなるカラクリ人形です。ユウモラスな顔や動きに、子供ならずとも引きつけられ、私も子供の頃から白黒の縞模様の着物を着て坊主頭の大入道が、どらと太鼓に合わせて首を伸ばし、首をもたげて舌を出し、目をまん丸にし、両手を振る様を、楽しく見たものです。





他にも各町の出し物が続きます


暑い中、皆さんのご苦労のお陰で、今年も夏の一大イベントが終了です。
掲載写真は、友人が撮られたものをお借りしました。
毎日暑いわねぇ
私の実家は、このお祭り会場から歩いて10分足らずの所ですが、嫁いだ先が、ずいぶんと町のハズレですから、お祭りの「お」の字も感じられません。
田舎の良さを十分に感じながらも、ふと、遠い記憶の中の「喧噪」が懐かしく感じられます