
5月、叔父(私の母の妹の旦那様)が80才で突然亡くなりました。本当に突然の事でした。
この叔母夫婦には、私の母が亡くなって以後、何かとお世話になる事も多く、また、私のことも気に掛けてくれ、親交の深い叔父叔母です。
叔父と叔母は、とても仲が良く、二人の娘達がそれぞれ結婚した後、何処に行くにも一緒で、老後の暮らしを楽しんでいる様に見えました。
仲睦まじい姿を見たり、聞いたりして羨ましく思ったものです
しかし、叔父の突然の死によって、二人の時間を共有する事が出来なくなった叔母の心痛を思うと、私も胸が痛みます。
叔父の死後、叔母は体調を崩して、寝ていることが多くなりました。
先日、叔母のことが気がかりで、訪ねてみました。(叔父の死後、娘さんが毎日覗きに来ています)
今、子供達が独立し、子供達とは距離を置いて、老後を夫婦2人で生活する家庭が多くなりました。(私の義両親も私どもの家の近くではありますが2人の生活を送っています)
夫婦2人が元気で過ごせる時間はとてもいい事だと思いますが、互いに年を重ねて行く訳ですから、いつまでも、そのような状態は続きません。
どちらか一人の生活になった場合、仲が良ければ仲が良いほど、仲良く行動を共にしていた暮らしが、連れ合いの死によって、一人残された者の寂しさ、絶望感は察するに余りあります。
私の年で、そしてまだ主人も元気で一緒にいますので、本当の意味での、絶望感とか、寂しさを身をもって体験していない私が、このような事を言うのも、誤解を招きかねませんが、あえて言うなら、叔母を見ていて思うのです
どんなに仲の良い夫婦でも、「夫婦2人で」と言う考えは止めるべきです。
世界を広く持って、友人、知人との人間関係も円滑に大切にすべきです。
子供達との距離も保ちながら、いい関係を持続させるべきです。
人間関係を円滑に、輪を広げて、生活をエンジョイするべく、日々の生活の重要性を思うのです。
核家族化の進む昨今、叔母の悲しみを目の当たりにし、老いた後の夫婦の生き方を改めて考えさせられたことでした。
今を楽しむ・・・そんなマイマイさんの世代に、この話題は酷でしたね
半世紀を生きてきた私の年になると、いろいろと「先」が見え隠れし始め、無い知恵を絞り出して考える事も沢山です
ご両親を敬う・・マイマイさんの姿勢にいつも感心させられてます!