義父が亡くなってから、義母が毎日のように言います
「仏壇を綺麗にしてほしい」と・・・
我が家の仏壇は100年を超えているだろうと思われ、
あちこちに歪みや傷。
一言で言うなら「ボロボロ」状態
義父が亡くなって、一応、
仏具だけは新しく取り換えたのですが。。
義母にとっては、悩みの種だった様です
ただ、私の家は後を継いで、
この仏壇をお参りしていく息子は遠くで、
故郷に帰ってくる事は皆無
67歳の我々夫婦に、
今、この仏壇を綺麗にする必要は、
全く、考えられない事でした
が。。。
義母の願いもかなえてあげるのも、
最後の親孝行のような気もするし。。
費用の件も含めて大きく迷ってしまいました
そんな折、運よくと言うか、運悪くと言うか。。。(笑)
地区の公民館に仏壇仏具の展示会が催され、
(田舎ゆえこのような展示会が毎年有るんです(笑))
仏壇のお洗濯について、見積もりを頂くことにしました
あくまでも、見積もり。。
新品の様に綺麗に仕上げます
百六十万円との事でした
またまた迷う。。。
私たちあと20年と考えてここで百六十万円掛けて、
修理する必要はあるのか
小さな仏壇に換えてはどうか。。
あれこれ、ない知恵を絞りだしても、
やはり、私には、必要のない事の様に思えました
最終の判断は主人に任せました
ばあさんがあれだけ切望するなら、
ばあさんの希望をかなえてやろう。。。との事でした
前置きが長くなってしまいましたが、
我が家の100年?前のお仏壇が、
お洗濯に出されることになりました
義母はウキウキと、仏壇の中の整理をしています
その様子を見ていて、この決断はこれで良かったのだと、
思える様になってきました