大きな押入れが、いっぱいになって、ぐちゃぐちゃ。。。
押入れを壊して、壁一面のユニット収納庫にしようと思いたちました
3m40cmの大きな押入れを先ず、片付ける作業から。。
ここに移り住んで27年。天袋に入ったままで、一度も開くことのなかったもの
ギフトでいただいた、シーツ。毛布。タオルetc
よくぞこんなに。。。
今回、思い切って、いろいろな物を捨てました。
大きな箱に入って、後生大事にしまってあったのは「こけし」
旅行好きの実父が、各地のお土産に買ってきてくれたもので、年代物の品々
お友達から頂いたものや、木彫りの熊やアイヌの人形など・・
処分することが大きく躊躇われたのですが、この先、取っておいても、飾ることもないだろうし。。
第一、膨大な数ですから。。
博多人形。加賀人形など、数点を残し、処分することにしました
一つ一つ箱を開くと、鮮明にもらったときの様子を思い出すんです
もう半世紀近く前のものもあるのに。。
アッ!これ!おばあちゃんに連れて行ってもらった。買って買ってとせがんだ!
どこに行ったのかの記憶は飛んでいるのですが・・・
不思議と、当時の様子は鮮明に蘇ります
アッ!これ!アッ!これ!
作業の手がストップしたまま。。
懐かしい母の字を発見
母が亡くなってもうすぐ丸45年
そしてそして。。。なんということでしょう
小さな箱の中にメモ書き
母方の祖父から私の弟のお土産に添えられた手紙でした
祖父は私が高校受験の日(忘れもしない)に亡くなって
今年で50回忌。
協和銀行のメモ用紙も懐かしい(今のりそなな銀行かな?)
そして。。。
弟が何歳の時なのかが不明ですが、たぶん、
小学6年か中学校に入ったころか・・・
弟は16歳(高校一年生)で亡くなりました
来月14日で丸45年になります
お土産の品です
弟の言う「長く残すつもり・・」の言葉通り
死後45年経って、初めて私の目に触れました
(どうして私の家の押入れにあったのかが不明)
(たぶん、私が嫁いでくるときに、実家から持ち出した
「こけし」の中に紛れ込んでいたんでしょうね
母と弟。没後45年
(母 11月19日。 弟11月14日)
思わぬ形で故人の筆跡に触れたひと時
片付けの手が止まったままでした
それにしても、こんな形で、筆跡が世間の目に触れることになろうとは
2人のプライバシーは。。。
2人に許可をもらいに行くことも、電話で意向を聞くことも
できない遠い所に行ってしまってます
私の独断でこのような形で紹介することに
眉をしかめそうな気もするのですが・・・