母のように慕っていた方を先日亡くし、悲しみの癒えぬ間に、もう一人の大切な方とのお別れの連絡があり、昨日はお通夜でした。
拡張型心筋症と言う移植以外に治療方法がない心臓病を患って14年。その間、幾度もお別れを覚悟するような事もあって、今日の日が来ることは十分に承知してはいたのですが。。。やはり気分は塞ぎます
長く病床にあって、この方は、自分から大学に献体を希望され、ご遺族も故人の遺志に添うべく、ごくごく内輪の「お別れ通夜の会」と言う形式になりました。
今日のお別れ会の後、大学関係者に引き渡され、2年位後、お骨となって帰って来られてから、改めて、もう一度みんなで集まって「故人を偲ぶ食事会」と言う段取りだそうです。
わたしの年を考えれば、目上の方を送る事は致し方のない事ですが、深くご縁のあった方との別れは、例えようもなく淋しいですね。優しい眼差しでいつも見守ってくれ、喜怒哀楽を私と一緒になって表現してくれた人。いつまでもそばに居てもらいたい人。。。
教わるべき背中が、一つ一つと無くなってしまうのは、淋しくて仕方がありません。