義母の右足の変化に気づき、近所の皮膚科に通院するも、
痛みの軽減もなく、大きな病院に転院したのが6月23日

即入院となり、9日が過ぎました


右足の中指の壊疽です

当初の担当医の話では、指の切断もありうるとの事でしたが、
当面、全身抗生剤の投与で様子をみて頂く事にしました


1週間が過ぎ、担当医からの説明では、
やはり、切断するほかない。

腰から膝までの血管に異常はない

膝から下の血管は細く、
指先まで途中で途切れた状態

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レントゲンの写真(医師の許可あり)

この画像は足の後ろだと思いますが、
前からの画像は、ほぼ、血管は真っ白な状態でした


この状態で、足の指を切断しても、
血が流れていないので、治癒できないとの事

ひざ下からの切断と言われました

義母は92歳

主人も私も、何とか手術を回避できないかと担当医に相談

このままの状態では、いずれ、敗血症を起こすことになる

選択肢はない。

「先生!おばあちゃんが患者としてではなく、
先生の母親として考えてみてください。
やはり手術をされますか」との私の質問に、
先生も返答に困られた格好でしたが、やがて。。

まだ、〇〇さん(義母)の場合は、
頭もしっかりしておられ、食欲も十分にある
色々な話の理解力もあるので、私の母なら、手術すると思います。。

と言われました

手術後は車椅子の生活になり、家庭での介護は無理
病院の方で、後々のことは考えます。との事でした

肝心なおばあちゃん。
「死にたい。死にたい。
先生に死なせてもらえるように頼んで!」と。

確かにねぇ。。
92歳のおばあちゃん。

足を膝から下とはいえ、切断して、
残り僅かな人生が車椅子で
思うように行き来できない生活
そのような生活は不本意なことだと思う

「死んだほうがまし」という気持ちは痛いほどわかる

本人の意に沿う形で決めようかと思っていたら、
「やっぱり先生の言う通りにしようかな」
「切ってもらって、早く家に帰りたいわ!」という


術後は家に帰らず、施設でお世話になるのよ・・・
とても言えない私です


五体満足で健康な内に、人生の幕を引くって
難しい事だと気付かされ
生きるって事が、とても残酷な事の様に思える
今回の件でした。