備忘録を兼ねたブログですから、
記録として残します


7月22日。玄関先で転倒し、
救急車で搬送。左大腿骨骨折
7月24日。手術

術後、本人の気力が欠落し、
日に日に弱って行きました

予定では3日目からリハビリの開始との事でしたが、
全く、本人に「やる気」は見えず、血圧も低い状態が続き輸血をして頂いたり。

見守る家族も、本人の年齢的な事(90歳)も考えれば、
仕方ないか。。の境地でした

ただ、このまま、寝たきりの状態になる事は、
本人も家族も本意ではありません。
なんとか、本人のやる気を引っ張り出すべく
あれこれと元気づけました

8月8日。総合医療センターでの入院を終え、
リハビリセンターに転院
この時点では、車椅子に乗る事も出来ず、
ストレッチャー付きの介護タクシーを利用しました

8月8日小山田記念温泉病院。
リハビリティーションセンターに転院
(以前、頸椎損傷の折にも、三か月、リハビリをお世話になり、
その技術力の高さに、私は信頼を置いていましたので、
今回の転院希望先として、
一番に、この病院を希望した次第です)

午前中に転院し、さっそく、この病棟の看護師さんが、
入れ替わり立ち替わり病室を訪ねてこられ、
本人のやる気を出させてくださいます

今までの病院と大きく違う所は、目指せ!歩き!

看護師さん、理学療法士さん。
作業療法士さん。ケースワーカー。
1人の患者さんに4人の方が
知恵を出し合ってサポートしてくださいます

さっそく、ベッドから、横向きになる。
横向きになったらベッドに座る。
ベッドに座れたら車椅子に移る

一連の作業を、サポート頂きながら進めて頂きました

昨日まで、導尿の管を付けてベッドで寝たきりだったのに。。。
流石。。。流石。。。リハビリ専門病棟だわ!

本人、二週間ぶりに体を動かす事に、
大きな不安が痛みとなって現れていましたが、
「怪我の治療は終わってますからね」
「自分で歩けるように頑張ろうね」
サポートスタッフのやさしい励ましに、私も一安心

昨日までベッドの上での食事だったのに、
車椅子で食堂まで連れて行って頂いて、
他の方と賑やかに食事

なにより、この病棟は、
朝、私服に着替え、
夜、パジャマに着替え。。と
生活のリズムも大切にしているようです
リハビリは、私服で!

午前一時間。午後一時間。

休日なし。


このような厳しいリハビリ生活もでもうすぐ一カ月

今日は子供の通信簿をもらうごとく
経過報告を受けてきました

入院した当初の成績表(笑)
基本動作。活動。すべてに於いて「どうししょう状態」
活動合計点39点
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今日の成績表
基本動作はすべて「自立」
活動報告はずいぶん成績が上がりました
活動合計点88点


まだまだ、皆さんの介助を必要としますが、
転院当初とは、見違えるほど元気を取り戻しました

本人の「やる気」も見る見る溢れだし、家族としても安堵しています

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目標は「シルバーカーを押して、トイレに自分で行く」

スタッフの皆さんのお力添えをお願いして、
その日を目指しましょうね

高齢になってからの怪我の回復は、
体力と気力が勝負!痛感しています