先日(2月7日)息子のお誕生日だった

lineでおめでとう・・・38?  って聞いたら
39って返って来た

我が子で有りながら、今年幾つになるのかさへ、定かではなかった(笑)

39年前
2月にしてはぽかぽかと、春の日差しの差し込む病院のベッドで、初めて抱く自分の子供に、大きな喜びとともに、大きな不安を抱きながら、飽きることなく赤ちゃんの顔を眺めていたのが、まだこの間のような気がする

あれから39年

19歳の春。東京の大学に親元を離れて20年
親元で過ごした時間より長い、関東での生活となった。

横殴りの雪の降る日。受験のために上京する息子の後ろ姿が、私には、鮮明に残っている。
複雑な思いで見送った日も遠くなった。

上京当初、大都会の時の流れの速さに、毎日のように頭痛を訴えていた息子も、社会を師とし、社会の中で足並みを揃え、身の丈に合った生活をしているようだ

親兄妹とのコミュニティとは別に、守っていくべき妻子のコミュニティができた。
大きな翼の中には、妻子を抱え込む余地はあっても、その翼の中に、親の入り込むスキはなさそうだ

それでいい!
それでいいんだ!
自分の家族を大事にして、着実に歩いてほしい。

巷では卒母という言葉があふれている。
子離れがイマイチ出来ていなかった私も、39歳の息子に、卒母宣言!

それにしても、息子や娘を育てた20年。楽しいかったな!