おじいちゃんの部屋から、何冊もの日記が出てきました

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毎日、夜、寝る前に書き込んでいたようで、
事細かに記載されたノートは几帳面だったおじいちゃんらしいものです


1月13日の夜の記録まで書き込まれ、
14日にはつながることがありませんでした


12月31日 義母が救急車で病院に行った日の日記

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亡くなる前日の日記には、
洗濯が大変だったとの記載
近くの薬局で尿とりパットを買ったとの記載がありました
亡くなるその時まで、いつもと変わりない生活だった事がわかります

人それぞれに人生の幕の下ろし方は様々だと思いますが
我が家のおじいちゃんの幕引きは、実にあっぱれ!であったと思います

出来る事は自分で。
息子夫婦になるべく世話を掛けないようにとの思いから
頑なに同居を拒み続け、
1人で義母の退院を待とうと思っていた様子が、
書き残された文面から感じられます

今、私は3月初めの忌明け法要の準備に追われています
初めてのことで、近所の友人に聞きながら、事を進めていますが

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平成6年の法事から記録が残されていて
来月の法事準備に参考にすべき事が事細かに記録されていました

65歳の我が夫婦。これまで、おじいちゃんの背中は
人生の先を歩き、一条の明りのように思っていました

今、65歳にもなった我が夫婦。先を行く明りを失いましたが
このような形で、残してくれた
おじいちゃんからのバトン
私たち夫婦がしっかりと受け取らないとね。