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先日、宿泊した中津川のお宿で出されたお茶です

私はコーヒーが好きではありませんが、緑茶は大好きです

ただ、この出されたお茶は、飲むことができませんでした
一緒に行った友人も同じです

あくまでも「好み」の問題ですがね。

私の方はお茶の産地でもあり、友人2人が茶農家
お茶の生産にかかわっていらっしゃる関係で
多少、お茶についての知識も持ち合わせるようになってきました

この日。宿で出されたお茶には、「甘味」を引き出すために
調味料の「味の素」の主成分である
グルタミン酸ナトリウム」が添加されたものでした

熱湯で淹れても苦くならないよう
「味の素」を大量に生産工程で入れ込むことも承知しています

消費者が好むからです

もちろん、国の基準を満たしており、問題となることはありません
(何年か前から、添加物の記載が義務付けられたようですが)

お茶本来の甘みは、渋みと背中合わせです
ぬるめのお湯で時間をかけて、ゆっくりと、茶葉のうまみを抽出することで
本来の甘み成分があふれ出すものです

その甘みは、決して「グルタミン酸ナトリウム」の甘みではなく
後味のすっきりした、コクのある味が、お茶本来の甘味です

添加物による甘味とはまるで違うものです

お茶本来の甘みを知る人には、この添加物の入ったお茶は
後味が悪くて、飲めたのもではありません

鮮やかな緑色と甘味の強いグルタミン酸ナトリウム入りの
この味に慣れた方には
「まろやかやで、甘味があって、緑色のきれいなお茶」
として受け入れられているのが現実です。

事実、このお宿の仲居さんいわく
「このお茶が甘くておいしいからと、売店で
たくさん買い求めていらっしゃるお客様が多いんです」とのこと。

好みですからね~。

幸い、友人の茶農家の方2軒ともに、この様なお茶を生産することなく
毎年、新茶を分けていただけることに感謝しております

お茶についての知ったかぶり談義でした。


なお、食品に添加されるものを、悪いというつもりは、微塵もありません。
私は、インスタント食品、手軽に使う御出汁。
市販されている着色料たっぷり。。と分ったお菓子etc
便利に使うことも多く、この上なく美味しいと感ずることもたびたびです
ただ、それらのものは、本来の味ではないと、分かった上で
口に運んでいるものだということに、
「このお茶。。甘くておいしい」ということに一石を投じました