昨年の秋、宝泉院を尋ね、見事な紅葉に感激し、新緑の季節にも訪ねてみたいと思っていました
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手入れされたお庭を見ながら、右手奥が玄関です
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正面には樹齢700年にも及ぶ五葉の松が
見事な近江富士の形に刈り込まれていました
この松については下記に記載ス
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玄関を入ってすぐに「囲炉裏の部屋」静かな空間です
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囲炉裏の周囲が陶板です。珍しいですね

さぁ!昨年の感動再びと、
盤桓園(ばんかんえん)を眺めに廊下を進みます
昨年11月。紅葉のライトアップを拝見し
あまりの美しさに涙が出る程でした
あの感動をもう一度と、再来すると、案外「ええっ・・」「こんなんじゃなかった」と期待外れになる事も多いのですが、ここ宝泉院は、期待通りの感激を再び味わう事が出来ました
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客間から見る盤桓園(ばんかんえん)
盤桓園とは「立ち去り難い」と言う意味だそうです
まさにその通り。。
客殿の柱と柱を額縁に見たてた「額縁庭園」とも呼ばれます
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樹齢700年の五葉の松
(上の部分の正面は2枚目の写真)
樹高は11m、枝張りは南北11.5m、東西14mでほぼ扇形の樹冠をしている。
樹形が極めて優れており、樹勢も旺盛で五葉松の大木として貴重。市指定天然記念物。
(京都観光ナビより一部抜粋)
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のんびりぃ~~
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ゆったり~~
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拝観料(800円)には呈茶料も含まれる
お茶をいただきながら、まさに、立ち去り難い景色を眺めるひと時
至福の時とはこういう時間を言うのかも知れない
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水琴窟
二連式で左右の音を聞くことが出来ます
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何にでも興味を示すnonnkiさん御一行
研ぎ澄まされた清んだ音が聞こえました
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廊下の鴨居に「血天井」の説明額が掛っていました
(写真クリックで大きくなります)
概略すれば
説明によると、慶長5年(1600)7月、伏見桃山城での出来事。
城の留守居をしていた鳥居元忠(もとただ)ら1800人は、
小早川秀秋ら4万人の軍勢に攻め込まれ陥落、
元忠は自刃したという。
徳川家康は城を留守にしていて難を逃れたが、
忠義を尽くした元忠の志を仰ぎ見ることが最大の供養として、
血痕の残る床板を、ここ宝泉院の天井の板に使用し、供養としている。
とのこと
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天井の板真上に血痕の顔、足、烏帽子などがくっきりと出ています。。との説明文
どれがどれやら。、。。
呈茶の接待をしておられた方に伺いましたら、丁寧に説明してくださいました
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ちょっと気持ち悪いけど。
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烏帽子に見えます

昨年の初冬に素晴らしい紅葉のライトアップで迎えてくれた宝泉院
今回は、新緑の美しさに感嘆の声をあげました
季節を変えていろいろな素晴らしい顔を見せてくれます
こうなったら、雪の季節にも来てみたいと思ったことでした

昨年11月のライトアップの写真ももう一度貼り付けますね
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昨年のブログは ここ

京の(今日)ブログはここまで
この後、どうしても行きたかった寂光院に向かいました
明日も見てください