お昼をいただいた尾花さんで、使われていた食器が、とても感じのいい物でしたから、女将さんに、工房を教えていただきました。
「草土」さん
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従来の信楽焼のイメージからは少し違った、
新しい感覚の作品が多く並んだギャラリーでした

器や花器の様な焼き物だけでなく、
木を使ったものや布。打ち出しの鉄製品なども並び
驚くことに、それらのものがとてもお値打ち価格

あれこれ見ていたら欲しいものばかりです
迷いに迷って、一番最初に心ひかれた花器にしました
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庭の水仙を一輪差してみました
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横から見たところです
おもしろいでしょ(笑)
この品を購入していたら、ご主人らしき方が来られ
ギャラリー裏の工房を案内して下さいました
無造作に積まれた作品の数数
中に、こんなものを見つけました ↓
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京都の料亭からの依頼で作られたものだそうです
お刺身を盛り付けるお皿
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一部分にヒビが入り廃棄処分になるものだとか。。
格安にお譲りくださいと言いましたら
「差し上げますよ」とのこと
やったぁ~~
言ってみるもんですね。

と言うことで。。
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我が家ではお刺身を盛り付けることなく、
買った花器の下に敷いてみました
なかなかええやん!と自画自賛!

ただで頂いては恐縮なので
中鉢。やや中鉢の2点を購入
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ろくな料理も盛りつけることができませんが
ぬか漬けと新タケノコを盛り付けてみました
気に入った器が食卓に上るのは、とてもうれしいものです

とても気さくにお話して下さり、工房や倉庫の中まで案内して下さったこの方こそが、こちらのご主人であり、その道ではとても有名な方だそうです
そんなこととはつゆ知らず。。。笑 会話を楽しまさせていただきました
ネットで調べてみたら。。。


福田英明さんは、こんな人。

1950.福岡県生まれ
1970.日本デザイン専門学校グラフィック科卒
1974.佐賀県窯業試験場ロクロ科卒
1975.佐賀県山内町の独立開窯
1982.佐賀県有田町に移転築窯
1984.神奈川県茅ヶ崎市にて開窯
1988.滋賀県立信楽窯業試験場釉薬科卒
1990.滋賀県立信楽窯業試験場の嘱託となる
1992.(財)滋賀県立陶芸の森の嘱託となる
1993.信楽町にて築窯 現在に至る

信楽に陶芸家は数あれど、ロクロの腕前にかけては並ぶものなし!というほどに器作りに定評がある福田英明さん。若い頃、グラフィックを学びました。これが後々、陶芸に活かされたんですね。
佐賀県有田にて人間国宝である井上萬二(いのうえまんじ)氏に師事。その後、信楽に移られ現在に至っています。