平等院表門から出て、参道のお店を覗き
宇治川沿いを歩いてみました
桜のつぼみもほころんで
川のせせらぎも心地よく
なんだか落ち着く・・・・
世界文化遺産宇治上神社の案内を見つけた私たち。
「寄ってみようか」「お腹がすいた」・・・
とまるで話が合わないものの、
目は「お昼どころ」を探しながら、
宇治上神社方向に足が向かってます。
平等院とは宇治川を挟み、対岸に位置する宇治上神社
DSCF0165赤い欄干の橋が遠くからでも目にする事ができます
長い長い橋です。朝霧橋です
宇治川右岸と宇治川の流れの中に出来た中州が、中ノ島で
島全体が公園になっています
もうしばらくして、桜が咲けば絶景だろうと思いをはせました
DSCF0168長い朝霧橋の向こうに、赤の鳥居が見えてきました
てっきりこの神社が宇治上神社だと思っていましたら
この神社は
宇治神社だそうです
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宇治川に面した本道から鳥居をくぐります。
石段を登り境内に。
DSCF0174拝殿の背後に本殿がありました
この時点では、ここは宇治神社?
宇治上神社よね???と半信半疑
どうも違うみたい・・・
ちょうど関係者の方がいらっしゃったので伺ってみました
この神社は宇治神社で
この神社の裏にあるのが宇治上神社だそうです
(ややこしぃぃ・・)
もとは二社一体で、
宇治上神社を本宮または離宮上社、
宇治神社を若宮または離宮下社と呼び、
明治16年(1883)に分社されたんだそうです
3宇治神社から、奥に進むと、赤い大きな鳥居が見えてきました
鳥居の横には世界文化遺産と大きく書かれています
どんな立派なお社なんだろう・・
わくわくしながら・・・

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白無垢姿のお嫁さんと遭遇
世界遺産の神社で結婚式なんて素敵ですね

DSCF0181以外に質素な境内の入り口
DSCF0185拝殿(国宝指定)
屋根は檜皮葺。(ひわだぶき)

檜皮葺。(ひわだぶき)とは。。。
屋根葺手法の一つで、檜の樹皮、を用いて施工する。
日本古来から伝わる伝統的手法で、
世界に類を見ない日本独自の屋根工法だそうです
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拝殿前には盛り土(盛り砂?)
きれいに円錐形に盛られていました
なに??なに??
清め砂と言われるらしい
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拝殿から裏に回る東南には
かつて宇治七名水の一つ「桐原水」が湧き出ています
現在は「飲料に適していません」
という張り紙がありましたが、とてもきれいなお水でした
張り紙に関係なく、飲料水として持ち帰られる方も多いと聞きました
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拝殿裏の階段を登ると本殿です
日本最古の神社建築だそうですよ~
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拝殿の裏に回って、窓が開かれていましたので
チョット覗いてみました
先ほどの花嫁さんの結婚式がここで執り行われたのでしょうね

世界文化遺産に登録された宇治上神社
ものすごく大きな神社を想像していましたが
案外、こじんまりした神社でしたが
そこに漂う空気は、とても凛とした厳かな空間でした