お腹いっぱい食べて、大満足のわれわれ
食後の運動も兼ねて、河崎の町歩きです

三重県に生まれ育った私ですが、河崎の町のことは全く知りませんでした
以前、三日坊主さんから「いいところですよ」とうかがって
機会を見つけてぜひ行きたいと思っていました

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右 宮川道
左 すぐさんぐう道
と刻まれた道標
「すぐ」とは、すぐ傍・・の「すぐ」ではなく
「まっすぐ」の意味だそうです
まっすぐに行けば、伊勢神宮ということですね
何となく河崎町の位置がわかったような。。
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河崎の町を流れる勢田川
この川は伊勢湾にそそぎ、海水だそうです。
満潮時、干潮時の水位の差は2メートルだと伺いました
この勢田川の水運を利用し、古くから、町としての機能が整い
大きな問屋街へと発展し、伊勢神宮参拝客(おかげ参り)でにぎわう
宇治山田に大量に生活物資を供給する伊勢の台所の役割をした町
それが伊勢河崎です
戦後、水上輸送から、陸上輸送に変わり
河崎の町は衰退していくことになります
こんな河崎の歴史を興味深く話してくださったのが
伊勢河崎商人館の方
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江戸時代に創業した、河崎を代表する商家の酒問屋 小川商店の
建物を市が改修・整備し、「伊勢・河崎商人館」として再生され
 町つくりの拠点施設として公開しています。
母屋を中心に7つの蔵と離れがあり、見ごたえがありました
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掲げられた酒問屋の商標
上中央に菊の御紋があります
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上 中庭から見た座敷。
下 ふたま続きの和室と庭
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座敷から見た蔵
なんと、家の中に蔵がありました
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①二階に上がる箱階段
② 太い梁
③ 二階和室から見る商人蔵
④二階和室から見る町並み
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重厚な蔵の扉
あちこちの蔵を見る機会は多々ありますが、
家の中にこのような蔵を見るのは初めて!
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大八車をはじめ、昔懐かしい農具なども展示され
蔵の中は各種イベントなどを行う事が出来るようです
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商人館の前には、一の蔵二の蔵三の蔵があり、
中には昔懐かしい品などが販売されています
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蔵を利用した「川の駅」
道路側から勢田川沿いに出ることができます
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勢田川沿いから見る「川の駅」
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河崎の町には、写真のような路地がいたるところで見かけます。
伊勢弁で、このような露地のことを、「セコ」と呼びますが
私たちの年代の者には懐かしい響きです
今もそう呼ぶのか、死語となってしまったのか・・
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さっさと見て歩くつもりでしたが、見どころも多く
予定していた時間を大幅に超過
このあと、二見によるつもりでしたが
二見はまたの機会ということで
宿泊のホテルに向かいました
ポンパレでチケット購入のホテル
これが大当たりでとてもいいホテルでした