毎年出掛ける味噌作り教室
友人の伝手で、遠い町の施設まで部外者ですのに、
大きな顔をしてお邪魔しております
毎年の事で、顔なじみになった方も多く、おしゃべりしながら、
楽しく味噌作りを体験してきました

毎日の朝食に「みそ汁」を欠かせない我が家
手作りしたお味噌は、食材の安心感と共に、
塩分も極力控える事ができますし、防腐剤などの添加物もなし・・ 
考えてみれば、買ったお味噌にカビも出来ないって、
怖いことですよね(防腐剤が入っているってことだもんねぇ)

米麹を作る作業

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ずらりと並んだお米
今回は14人分60キロです

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三段に積んでお米を1時間蒸します
この作業を2回

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蒸し上がったお米を、40度くらいまで冷まします。
すごい量でしょ。お米60キロ分です
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麹菌です
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お米に麹菌を混ぜて38度に設定された発酵器で24時間寝かせます
(昨日作業された方の物を使います)
私たちの作業した米麹は翌日の味噌作り教室の方がたが使われます。

大豆の作業

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大豆は「ふくゆたか」と言う種類に限定されているんだそうです
(持ち込みされる大豆の種類が違っては上手く行かないですものね)
小粒の大豆でした。
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①一晩水に浸けた大豆を、圧力釜で1時間30分蒸します
大きな圧力釜でした。350キロの大豆を茹でます。スッゴイ量です(笑)
こんなすごい設備があるってすごい!
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②蒸し上がった大豆を、大きな扇風機でさまします

米麹とお塩

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米麹4キロ弱。お塩1.2キロ(最後に振りかけるお塩は別)

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大豆.麹.塩をかくはん器に入れ混ぜます
一人分です
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肉屋さんでミンチを作ってもらう時に使う機械に通して、
モンブランの様になって出て来たものを、大きなお団子にまるめます


9時から始まって、お昼も食べず終了は2時。
途中、お豆が煮えるまで30分位の休憩はありましたが、
立ちっぱなしの作業で疲労困憊です。  が、なぜか、心地よい・・笑
今年も1年分のお味噌を仕込んだ・・と言う充実感でしょうか

仕込み用の入れ物は、アルコールで綺麗に拭いて殺菌し、
お団子になった固まりを入れ込みますが、
極力、空気を抜くため、叩き付ける様にして、ならして行きます.
一番上には、「カビ」の発生を抑える為、
厚手のキッチンペーパーに、ホワイトリカーを、
びたびたに浸して覆います。
隅にグルリと塩を少し多めに振って(カビの予防です。
食べる時には隅の部分は少し捨てます塩分が強いから)
さらにラップを全体を覆う様に掛けて、空気を追い出して完了!
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今は、大豆の色ですが、冷暗所に保存し、
今年の11月頃には美味しいお味噌に仕上がっているハズです。
大変な作業の連続でしたが、とても興味深く、楽しく一連の作業をさせていただきました

味噌作り教室は、12月から3月まで、休館日を除き、毎日14人づつ行われています
人気の講座で予約満杯だそうです
前日に下準備をしていただいた豆や米麹を使い
翌日の方の分を仕込む
こんな一連の作業を、手際良く指導して下さる講師の方
また、他の町民である私を、快く迎えて下さる方々
皆さんに感謝です
有難うございました