お宮参りを済ませ、記念写真に納まり、外食を済ませて、家に着いたそのとき、まさにその時、携帯電話に着信。
「浜名湖のエクシブにキャンセルが出ました」とのこと

実は、今回の息子の帰省と、お宮参りに、家族で鳥羽で泊まろうと思っていました。相変わらず、突然の思いつきで・・・帰省の10日ほど前の事です。
当然のことながら、連休に予約は無理だとは思いながらも、行けたらいいなぁ~と淡い期待をしていましたが、鳥羽のエクシブに空きがなく、琵琶湖も浜松も満室との連絡に、すっかり家族旅行はあきらめ、「明日はおもちゃ屋さんに行こうか・・」と話していた矢先でした。

「行きます!」即答したものの、さぁ!大変。
翌朝には、まず、銀行から諭吉さんにおいでいただくことが一番。
うっかり「明日はおもちゃ屋さんに行こう」と言った事を覚えていて、開口一番「きりんさんいこ(トイザラス)」
しゃあないなぁ~トイザラス行き二番

というごたごた劇のあと、浜松に向かいました。
浜松に行くなら「美味しいうなぎを食べよう」と息子
なんでも、とても美味しくて、会社の人たちと、東京からわざわざ食べに行くお店らしいのです。
しかし・・・
私が唯一苦手とする食べ物は「うなぎ」
私の記憶の中にうなぎの蒲焼を食べた記憶がないほど、おそらく50年は食べていないと思う
まさに半世紀ぶりの「うなぎの蒲焼」です
(他のメニューもあるだろうと気楽に考えてました)

浜松西インターで下りて、山道をずんずん・・15分位走ったでしょうか。
「うなぎ」「かばやき」の看板を、いたるところで見かけました。
奥浜名湖と標識を見つけました。(三ケ日インターで下りたほうがよかったかも・・)
やっと到着。なんでもこのお店は、数に限りがあり終わり次第閉店だそうで、途中でSAにも立ち寄らず急いだわけがやっとわかりました。
お昼を大きく過ぎていましたが、お店は超満員。
番号札を渡され、待つこと20分。食事が出来るまで、それから30分。
美味しいうなぎの蒲焼が、口に入るまで50分を要しました。
結局、私の食べられる他のメニューはなく(当然のことながら「鰻屋さん」ですから(笑))一番小さなうなぎどんぶりを、孫と半分ずつにしました。

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お店。 ふたを開けるとド~ン!うなぎがドーン鰻蒲焼どんぶり¥1800  きもすい

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やっぱり、私は苦手です・・・尻尾の方の少し油っこくない部分をつまみ、たれの掛かったご飯と、お漬物で済ませました。
代わりに孫が、すごい勢いで食べてくれました(笑)
「うなぎ」を好きではない私が、「美味しい」「まずい」を言えた義理ではありませんが、一度、蒸したものを焼いた物だとか。名古屋風の焼き方とはちがって、「ふんわり」した柔らかなものでした。
ご飯の炊き上がりもよく、たれとの兼ね合いもよく、美味しかったです。
鰻の美味しいお店に連れて行ってもらって、ご飯とタレを誉める私って・・・アハハ